フランスでの生活にやっとこさ馴染んできたリアル・ブロカントは、ほんとにいろいろなお客様が寄ってくださって、いるだけで見ているだけで飽きなかったです。買うだけ側とはやっぱりまったくまったく違う~。
私たちのお隣さんは若いアラブ系の女の子たった1人の出店。でも積極的に説明して、バリバリやってて、でも全部ぜんぜん良心的お値段で気持ち良かったなぁ。彼女のすぐ隣りでやっぱり出店してた中国系の子と仲良くなっててビスキュイを分け合って食べながら、あーだこーだ話してたのが微笑ましかったのです。あ、またそれとは対照的に、私たちのちょうど後ろで出店していたサングラスをした金髪の腕組みマダムは、なんか、な~んかツンツンしてて、やけにツンツンしてるなぁ、と、なんであんなツンツンしてるんじゃい、と思ってときどき見ていたら、彼女のところに4人のアフリカ系の兄弟っぽい子供たちが来て”これいくら?”とか聞いていたんです。そしたら、彼女、やっぱりツンツンと言うか、なんか超上から目線で”5ユーロ。買わないんなら触らないで”って、すげぇいやな感じで言ったんです。だけどすぐその後その子供たちのパパとママが来たんですが、パパとママ白人~。それもかなり素敵な素敵な雰囲気~。4人のアフリカ系の子供たちをadopter(自分の子供として引き取ること)してるパパ・ママだったんですねぇ(4人を引き取るわけですからたぶんかなり生活基盤もしっかりしてる方々かな)。そしたらツンツンマダム、あちゃ、やべっ!みたいな表情をサングラス越しでもわかる感じでしてまして。で、その後、態度が彼女なりには自然に、しかし見ていた私からはあからさまに変わっていました。でも子供たちはパパ・ママと一緒に愛らしく並べられているものについてお話していました。やっぱ子供はいいね。やっぱかあいいね♪
さて、このかがんでるカップルは、
私たちが売り出している古いマガジンたちをかなり時間をかけて熱心に見ていて、
かあいらしいのに超真剣よ。
で、2人でよ~く厳選してご購入いただいて、旦那が”うちの奥さんが写真撮らせてもらったから好きなのもう2冊持って行って”って言ったら、
また超真剣厳選モード。ほんとかあいい若い2人だったのです。
で、一日お店から離れられないので(ま、どちらかは離れられるけど私にまかせたら大変なことになりますから)サンドイッチやら飲み物持参です。でも朝早くて時間なかったからほんと5分で作ったルッコラとチーズとベーコンのサンドイッチにガス入りミネラルウォーターにビールに・・・
冷えたロゼワイン♪ もう片側で出店のお隣りのムッシュー&マダムもワイン片手にホロ酔いな感じで楽しみながら売っていて、お互いに飲み物をあげたりもらったしして楽しかった~。と、いい気分になっていたら、
この日初で最後の日本人の女の子さんたちのご来店~!(日本人はたくさん来ているとは思うけど今はもうぱっと見ではちょっとわかりにくいのです)パリ市内在住のジュンコさんとアツコさん。でも実は初め、なんとなく雰囲気で日本人かなぁ、とは思ったのですが、なんか恥ずかしくて自分もじもじしていたら、旦那が”ニホンジンデスカ?”ってす~ぐ聞いてしまった~。でもそのおかげでお話することができて、しかもプロバンスの生地をたっぷり使ったギャザースカートも買っていただきまして、3ユーロだったけど、私す~ぐ旦那に2ユーロでいいよね。って確認♪ 嬉しくてこんな写真まで撮らせていただきました。パリにはもう3年住んでいるそうでこれからも住む予定とのこと。いいわねぇ。ありがとうございました♪
で、この恐そなマスクを1ユーロで買ってくれたのは
こんなかあいらしいちょっと恥ずかしがり屋さんの坊やで~す。ママがまたほんとに感じのいい方で。そして私の後ろではサングラス&金髪マダムが相変わらず腕を組んでにらみをきかせてまして。ほんと人種は関係ねぇな。結局その人だな、とまたしても思わずにはいれらない自分なのでした。
つづく