さてさてヴァカンスでいただいたお食事をざっとご紹介で~す。先ずはフランスの海辺ごはんの王道、ムール・フリット。ハーブプロバンス入りのトマト味とラルドン(ベーコンみたいなの)とエシャロットのクリーム味。プラっチック容器でど~んと来てオシャレ度とかデコレとかまったくオイラ関係ねぇ状態だったけど、想像したよりここの美味しかった。しかも2つの味がぜんぜん違ってて、旦那と2人で、こっち食べあっち食べが止まらんかったです。
止まらんと言えばフリットしかり。
マヨネーズもケチャップもまんまドンと置いていかれて、このあっちもこっちも気にしない感、好きだねぇ。
ここはまた別のお店で、イル・ド・レで、このワインはイル・ド・レのワイン。メニューにあって旦那がこれにしてみよう!って。でもお店の人に注文したら、首をちょ~っとひねってね。美味しくないよ。だって。でもここでしか飲めないから一度だけ試してみよう。って旦那。そしてやっぱり、美味しくなかった~。2人で顔見合わせて渋い表情浮かべちまったです。イル・ド・レ、ワインはおすすめできませ~ん。
ここでいただいたのは貝類の盛り合わせ。自分貝がだ~い好き♡ 新鮮でとても美味しかった。生ガキもね、美味しかったのです。そう言えばこの間マルシェでも、イル・ド・レ産だけの生ガキを売っているお店があったな。イル・ド・レ、生ガキは結構おすすめで~す。
パエリアも食べました。実はあまり期待していなかったけど、お米のかたさも程よくて、これがかなり美味しかったのです。パエリアはお米に火が通り過ぎていると、パスタ茹で過ぎと同じくらい途端に不味くなってしまうので、パスタ茹で過ぎ星人多しフランスで、こんなちゃんと美味しく火を通してるなんて、って。嬉すぃ期待外れでした。
お店のご主人はお客さんたちがだいぶ引けた後は、奥でゆっくりビールで一休み。夏の大忙しはビール休憩せんとね、フラフラしちまうもんね。
別の日別のお店でも魚介の小盛り合わせ。ぜんぜん飽きない~。
メインは白身のお魚のソテー。これはね、焼き過ぎててちょっとぱさぱさやった。魚の火加減が何じゃらとかの通発言は自分こっぱずかしくてとてもじゃないけど言えないんですが、これはどう考えても焼き過ぎやった。20分くらい焼いちゃったんじゃなかろうか。そう言えば昔、オープンしたばかりの日本橋のイタリアンレストランに痰壺Y子ちゃんと行ったら、ガラス張りのオープンキッチンの中で1人の料理人さんが、茹でたスパゲティーをフライパンに入れたはいいけど、そのスパゲティーをいつまでもいつまでもいつまでも炒め続けててね、痰壺Y子ちゃんとそれをず~っと眺めながらね、あの人はいつまで炒め続けるんかいねぇ、あれはもう完全にアルデンテ通り越しちまったねえぇ、って話してたらね、やっと、や~っと、炒め続けスパゲティーをお皿に盛ったのです。で、2人で、あのスパゲティーは果たしてどこに向かうのか、と見守っていたら、サービスの人それ取り上げて、あれ、あれあれ、その皿こっちに向かってきた~。そのスパゲティー、なんとあたしたちのとこに来ちゃったんだなぁ。で、やっぱりもちろんアルデンテなんてとっくのとうに通り越しててねぇ。2人で、そりゃそうだよね、って話して。あの料理人さんも茹で過ぎ星人やったんやなぁ。いや、炒め過ぎ星人か。でもね、今はなんかそれも楽しい日本橋の想い出です。でもあのお店まさか今もあるだろうか・・・
さてまた別の日。このお店はね、入ろうと思ったところが予約でいっぱいだったから、安易にすぐその隣りのお店に入ってみたんだ。値段もね、ぜんぜん安くて(確かランチセット13~14ユーロくらいやった)、旦那と2人で安いね♡って。でもちょっと一抹の不安も感じながらね。が、しか~し、安いわりにはぜんぜん大丈夫やったの。この1皿はね、マグロのケークサレで、添えられたサラダとアイオリソースをのせていただくんだけど、アイディアやったよ。なかなか美味しかったし初めての新鮮な1品やった。
そしてメインはシンプルステーキ。値段のことを考えれば普通に美味しくいただきました~。
デザートは確か確か、カシスのパンナコッタだったかなぁ。もうだいぶ前のことやから忘れてしまった。でもこれも甘さ抑えめで美味しかったのです。で、ここで良かったね、って。お店の人も、お隣りは、予約でいっぱいだよ、シッシッ!って感じだったのだけど、ここは力まったく入っていない雰囲気のご主人とバイトみたいなとっても感じのいい女の子の2人サービス。シッシッよりずっとよかった、私たちには。
チョイス失敗も若干ありつつ、いつも旦那とべべたちと一緒の楽しい時間でした。ホント、楽しい時間はあっちゅう間やねぇ・・・