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今日ご紹介させていただくのはこの間の祝日に作って、あっさりでものすごく美味しかったボルシチで~す。じゃ、その前にボルシチの想い出を1つ。う~ん、でもボルシチの想い出、特にはありませんねぇ。あたしロシアは飛行機の乗り換えで昔一度空港に降り立ったことがあるだけだしねぇ。あ、でも降り立った夜中のモスクワ空港は独特やったわ~。さながら映画の中の冷戦時代モスクワ。ショーン・コネリー時代の007とかの。色はどこか暗い重い琥珀色。空気もめちゃくちゃ重くてねぇ。そして空港の係りの人もその暗い琥珀色の光の下で無表情気味でねぇ。しかもそんな方々、顔の造作が人形のように美しかったりするものだから、なんか子供の頃自分がよく見た、マネキンに追いかけられる夢の中のマネキンみたいやったわ。夢の中のマネキンも動いたかんね。あたしを追いかけてきたかんね。あの夢何度見たことか。で、夜中だからお店も確か、軽食を出すお店が1つくらいと、お土産屋さんが1つくらいしか開いてなくて。で、そのお土産屋さんにやたら並んでる、マトリューシカだけが、妙に怪しく色とりどりでねぇ・・・でも、思うんですけど、自分ちょ~っと想い出脚色気味かもな、って。あの時はまだ海外旅行したてだったし、映画少女の頃1人部屋で観て、う~む、な~んてしったかうなった「惑星ソラリス」とか「ノスタルジア」とかのタルコフスキー映画の影響もあって、あの真夜中のモスクワ空港をど~も自分の頭の中で1つの小さなロシア映画の一場面チックにした感、否めませんねぇ。だいたいほんとに真夜中だったのかも怪すぃわ~。真夜中に店開いてるか?っつう話やし。でもこうやって後で思うのもまた楽し。それにね、超久しぶりにタルコフスキーのことを思い出し、ネットで見てみたら、タルコフスキーは亡命して、そしてここパリで54歳で亡くなったことを初めて知って、なんか感慨深かったわ~。どのへんに住んでたんやろなぁ。それにやっぱりロシアではなくポーランドの人だけど、大好きだったクシシュトフ・キエシロフスキもふと思い出し、見てみたらタルコフスキーと同じ歳で亡くなっていて。最近は家にある旦那が収集した時代劇ばかり観てて、それも超新鮮で面白かったけど、ああ、映画館で映画を観たくなってきました~。日本にい頃は週に3、4本は観ていたんですけどねぇ。千石の三百人劇場はよく素晴らすぃ特集をしてくれていました。今じゃ、映画館で今何の映画が観られるのかも知らんわ。決めた。今週は地元の映画館に映画を観に行こう!と思っていたら旦那がタルコフスキーのこと調べてくれて、住んでいたかはわからないけど、パリ郊外の「Neuilly sur Seine」って言う、ラ・デフォンスの先のパリ郊外の病院で亡くなったのだそう。我が家のある方面とはパリ市内をはさんでちょうど反対側郊外です。墓地もパリ郊外のロシア系シミティエールだそう。その墓地のある街、行ったことあるよ、って旦那。今度連れて行ってもらいましょう。それにしてもただボルシチを久しぶりに作った、っつうことだけで、いくつかのことを新たに知ることが出来て。ああ、ボルシチ作った甲斐あったわん🐕じゃ、その作り方行っきま~す! 材料(4~5人分) ・牛赤身肉・・・500g ・スープストック(または牛と鶏のブイヨンを合わせてとかしたスープ)・・・800ml ・ローリエ・・・2~3枚 ・ニンニク・・・2~3片 ・茹でビーツ(酢をつかっていないもの)・・・180g(大1個) ・人参・・・180g ・玉ねぎ・・・250g ・じゃがいも・・・300g ・トマト・・・180g(大1個) ・サラダ油・・・大1と1/2 ・キャベツ・・・300g ・水・・・200ml ・塩胡椒・・・少々 ・砂糖・・・3つまみ ・レモン・・・1/2個~ ・サワークリーム・・・適量 作り方 ①先ずはオーブンを180°で予熱開始。オーブンにも使える大きめココット鍋にスープストックと牛肉、ローリエ、にんにくを入れ、火にかけ、沸騰したら灰汁をとり、蓋をしてオーブンに入れ、180°で1時間~1時間10分くらい煮る。 ②その間に、玉ねぎは薄切り、ビーツは縦4つ割りに切って薄切りにし、人参とじゃがいもは皮をむいて1㎝くらいの角切り、トマトはざく切り、キャベツは千切りにする。レモンは絞りやすいよう櫛形に切る。 ③フライパンを火にかけあたため、サラダ油を入れ、先ずは玉ねぎをじっくり飴色になるまで炒める。この時、私は時間短縮のため、強めの火で炒め、水分がなくなってきたら、水を少し入れ、また強火で炒め、また水分がなくなったら水を少し入れ、炒める、を繰り返し、フライパンの底の程よい飴色焦げ付きを溶かしながら短め時間で作っていますが、どうぞそれぞれお好きなやり方で。 ④玉ねぎが飴色になったら、ビーツと人参を入れ、さっと炒め合わせ、続いてトマトも入れ、混ぜたら水を入れ、沸騰したら灰汁をとり、中火にして蓋をし、6~7分煮て、いったん火を止めておく。 ⑤オーブンのお肉の入ったココット鍋が煮えたら、いったんお肉を取り出し、食べやすい大きさに切り、またココット鍋に戻し、4の炒めた野菜を汁ごと全部と、じゃがいもを加え、また蓋をして、180°のオーブンで10分煮る。 ⑥10分煮たら、その中にキャベツを入れ、同じく180°のオーブンで5分煮る。オーブンからココット鍋を取り出し、味を見ながら塩胡椒と砂糖をし、レモンをぎゅっと絞ってさっと混ぜる。 ⑦皿に盛り、お好みでサワークリームをのせていただく。 野菜の歯ごたえを残すのも大事ポイントなので、お肉を煮たあとで野菜をココット鍋に時間差で加えていきます。そして、作ったその日ももちろん美味しいのですが、翌日がさらに美味しいので、可能であれば一晩寝かせてくださいませ。または4~5人分あるので、半分翌日にいただくとか。うちは人間は2人なのでそうしています~。 ※モスクワ空港は(正式名称はシェレメチェボ空港だって)今は新設されて、ほぼ明るく綺麗になったそう。だけどあの暗~い昔の空港はターミナルFとして残っているそうです。ちょっと行ってみたいな探検したいなターミナルF~真夜中にね♪ ふっふっふっ。
by milketmoi
| 2014-11-17 16:52
| オリジナル料理&人様レシピ料理
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